FRPについて

(1)

FRPはFiber Reinforced Plasticsの略で、日本語では(繊維)強化
プラスチックと呼んでいます。
繊維にはガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、その他の繊維がありますが、
目的により使い分けられ、ガラス繊維が多く使われています。
弊社ではガラス繊維を使用しています。
ガラスは脆いと思われますが、ヤング率(伸びにくさの指標)が高く、
髪の毛よりももっと細くすると強くなり、鉄(軟鋼)の5倍で、重さは
鉄の三分の一ほどです。
プラスチックだけでは強くしっかりしたものが作れない、繊維だけでは形ある
構造物ができないので、両者を混ぜ合わせたものが、FRPです。
ほとんどの場合、熱硬化性樹脂を組み合わせて成形します。
弊社では不飽和ポリエステル樹脂を使用しています。

代表的な長所は

 (1)軽くて強い
 (2)錆びにくく腐りにくい
 (3)熱伝導性が悪い。
   (熱の移動が遅く、手でFRPを触れた時、冷たい感覚がおきにくい)
 (4)衝撃吸収性が良い。(ぶつかっても受ける衝撃が小さい)
 (5)好きな形が作れる。(設計の自由度が高い)

等があげられます。

 <FRPの用途の例>
  浴室ユニット、浄化槽、屋上・ベランダ防水、航空機、
  自動車部品、新幹線車輌、船舶など

(2)

成形方法(ハンドレーアップ法)
 1、型に離型材を塗る。(脱型しやすくする)
 2、ゲルコート(不飽和ポリエステル樹脂)を塗る。(※1)
 3、ゲルコートが半硬化時、ガラスマットを3枚積層する。
  (ローラーで不飽和ポリエステル樹脂含芯侵させながら積層する。
   同時に脱泡も兼ねる。)
 4、硬化するまで待つ。
 5、脱型
 6、表面処理
 7、下地塗装(サフェーサー)
 8、本塗装(ウレタン塗装)
 9、仕上げ塗装(クリアー)
 10、完成

(※1) ゲルコート = 表面処理法の一種。FRP本体の保護、美観を良くする。
  (表面光沢・硬化物の硬さ、耐光性、耐熱性、耐熱水性、耐薬品性など)


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